6月7日(日)
久し振りに京都に行ってきました!!美術への造詣を更に深める為に、今年は出来るだけ色々な場所にある美術館やギャラリーを観て回ろうと思っていて、この機会に是非!と連日睡眠時間を削って無理矢理仕事を片付け、週末に慌てて新幹線と宿泊先の予約を入れて京都に向かいました。
午後1時頃、京都に到着。そこから地下鉄に乗って京都市役所前駅で下車。今回の宿泊先の京都ホテルオークラに無事チェックインを済ませ、急いで美術館に向かいました。
(写真は私が宿泊した10階のお部屋からの眺望。)
京都市役所前駅から地下鉄に乗り、東山駅で下車。そこから神宮道を通って、平安神宮方向へ向かいました。途中、趣のある建物やお店を見つけたり、路地裏の景色の画角を考えてみたりしながら、心地良い風に吹かれて散歩を楽しみました。
平安神宮の大鳥居。凄い迫力。
そして大鳥居の左側にあるのが、京都国立近代美術館。あと2週間程早かったら「ラグジュアリー:ファッションの欲望」が観れたのに、残念!この日はコレクション・ギャラリー(つまりは京都国立近代美術館の所蔵作品展)は行われていたのですが、企画展はお休みでした。どうせなら東松照明の「京都」を観てくれば良かった!(東松照明と言えば写真家集団「VIVO」のメンバーとしても有名です。私は同メンバーの奈良原一高と細江英公の作品も大好きです。以前妹と恵比寿の東京都写真美術館(通称:写美)に細江さんの写真展を観に行ったのですが、丁度ご本人が会場にいらして、妹と二人でドキドキしてしまいました。私は特に「鎌鼬」「薔薇刑」「おとこと女」が大好きです。フィルムも昔イメージ・フォーラムのサマーセミナーを受講していた時に拝見しました。奈良原一高は写真集を持っています。)
平安神宮に到着。内拝殿まで行きたかったのですが、祭事が行われていた為に残念ながら諦めてここでUターンする事に・・・。
そして京都国立近代美術館の反対側に建っているのが、京都市美術館。外観も素敵です。
この日は「京展」(公募展)と「京都市美術館コレクション展 第1期 〜時空を旅する 美術にみる物語〜」(所蔵作品による主催展)が開催中でした。私は特に所蔵作品が観たかったのでコレクション展を観てきました。
「物語」をテーマに近代から現代にかけての所蔵作品で展示が構成されていて、大きな作品を沢山所蔵している点も魅力的でした。上村松園の作品や、複数の作家による共同制作の「浦島物語」も面白かったです。(この作品を観た時、すぐにクリ8の「19羽の青い鳥」展の時の事を思い出しました。連句のような制作分担やカット割り、統一感を出す為の色彩指定等、あの日私は結構高度なアイデアを提出して採用されていたのかも知れません。今更ながら少し自信が出てきました(笑)。あの合同ミーティングの時の緊張感は一生忘れないと思います。企画展を通して共に生きた痕跡を残せたのかも知れません。)
その他には、ピアノを弾く女の子が描かれた屏風(確か六曲一隻)の日本画や、背もたれの無い椅子に座る女の子達を描いた作品(確か英語でred clothesとキャプションが付いていた)にすっかり魅了されてしまい、丁寧に描かれたラインを視線で追い続けていくうちに、この後の予定なんてもうどうでも良くなってしまい、出来ればそっち(絵の向こう側)の純粋な世界に行ってしまいたいなぁと心底願ってしまったりして、暫くの間絵の前から離れられなくなってしまいました。
しかし残念ながらそうゆっくりもして居られないので、無理矢理絵画から心を引き剥がし、気持ちを切り替えて美術館を後にする事にしました。
京都は綺麗な所がいっぱいなので、大好きです。
ホテルに戻り急いで着替えて、京都メトロに向かいました。楽屋ではカルガモネンドQ〜ちゃんと久々の再会!色々と親切に気遣って頂いたお陰で何とか物販の準備も完了です。キノコホテルの前売予約特典に関してはこちらの事前の段取りが悪くて、お客様とメトロのスタッフさんにご迷惑をお掛けしてしまいました。本当にすみませんでした。メトロのスタッフさんの臨機応変な対応には本当に感謝しております。あと、この日はキノコホテル・ツアー最終日という事もあり、物販の商品の種類が少なくて本当にすみませんでした。次回はもう少しお客様のご希望に配慮出来るよう、メンバーに改善してもらいたいと思っています。
キノコホテルの実演は盛り上がって良かったと思います。京都にちなんだカバー曲も聴けました。また今年の秋〜冬頃には京都で実演会を行う予定が入っているようなので、初めて観て気に入ってくださったという方は是非公式ホームページ等をチェックして、是非お気軽に遊びにいらしてください。お待ちしております。
この日は久し振りに大好きなサイクロンズやカルガモネンド、Fee Bee’sも観れたので本当に良かったです。新曲も色々と聴けて、皆さんの日頃の努力と音楽への情熱を沢山感じました。色々と優しいお心遣いを頂き、感謝と同時に京都に来て良かったと心から思う事が出来ました。京都のバンドや関係者の皆さんは本当に良い方・優しい方ばかりなので、何だか羨ましくなりました。
朝5時頃ホテルに戻り、そのままぐっすりと眠ってしまったものの、午前8時過ぎにはパッチリと目が覚めてしまったのでそのまま身支度を整えて、17階にあるトップラウンジに行って朝食バイキングを楽しんできました。眺望も食事もサービスも最高でした。一人旅は美味しいものを食べた時に「美味しいね!」と喜びを分かち合えたり、綺麗な物を観た時に「綺麗だね!」と感動を分かち合えないところが淋しいですが、日頃の役割に追われず時間を自由に使えるのでとっても快適です。
チェックアウト後、再度荷物をホテルに預ってもらい、丸太町駅から徒歩で数分の所にあるイムラアートギャラリーに行ってきました。今年の4月に開催されたアートフェア東京2009にも出展されていて、その時も出展されていた日野田 崇さんの個展「変形アレゴリー」を拝見してきました。スタッフの方とアートフェアのお話等をさせて頂き、間近でゆっくりと作品を観させて頂きました。ガラスや壁、天井や床にも効果的にカッティングシートを使用していて動感やリズム感を感じる展示になっていました。帰りにはスタッフの方から、伊勢丹の7階にある美術館「えき」で開催されている「山本太郎展〜ニッポン画物見遊山〜」の招待券を頂いたので、お礼の気持ちを伝えてからギャラリーを後にしました。その後も古美術店を覗いたりしてお散歩を楽しみながらホテルまで戻り、今度は急いで京都駅に向かいました。午後1時過ぎの新幹線に乗ったのですが、帰りは時間帯のせいなのかグリーン車には殆ど誰も乗って来なくて、静かな車両の中でのんびりと寛ぎながら読書をしたり、窓の景色を眺めたりしました。
京都の美しい景観と違って、東京は経済優先主義的な雑然とした景観。都市景観を再考する必要性を感じました。新幹線を降りると人は皆急いでいるし、電車に乗れば色んな人のカバンは身体にぶつかってくるし、挙動不審な人も多いし、やっぱり病んでいるのかなこの街はと思ってしまいました。ここが故郷なのに(笑)。そしてまた京都に行きたいなぁと思いました。まだ観に行きたいお寺やギャラリーが沢山あるので半年位住んでみたいです(笑)。でも私には勉強しなくてはいけない事がまだまだ沢山あるので、この街で頑張って闘ってやるぞ!と決意を新たにしました(笑)。